保険相談と銀行預金

保険相談で最近、いいお金の運用方法はないかとご相談をいただくことが多くあります。銀行の預金の金利があまりに低くて預金者もフラストレーションが溜まっているのでしょうね!また銀行も貯蓄性の高い「保険」を売っている・・・という話を耳にしてビックリしました。確かに9月30日現在の大手都市銀行の普通預金金利が0.02%、スーパー定期1年金利が0.025%、10年でも300万未満0.15%、300万以上でも0.2%・・・。これでは何年預けたって増えようがありません。リスクをとっても大きく増やしたい!という方は株式や投資信託などで運用する手もありますが、リスクのある商品は避け、でもできるだけ利回りのいいものを、と思っている方の多くは1%程度でも満足できると聞いたことがあります。そういった安全志向の方たちに人気なのが個人向け国債。この秋発行される個人向け国債10年(変動)の初回金利は0.72%。銀行預金よりははるかにいいですね。1万円から購入できる、1年経過すれば換金可能、変動金利のため預入期間中に金利が上がる可能性がある、といったメリットがある一方、中途換金の際には直近1年分の利子相当額×0.8を返還しないといけない、金利が下がる可能性もある、というデメリットもあります。銀行が売っているという噂の保険商品は、この個人向け国債を上回る利回り。たとえば保険金額(=死亡保障)200万円に41歳男性が加入すると、一時払い保険料は117万3431円。

契約時 受取方法 6年後 10年後 20年後
 

一時払保険料

117万3431円

解約して

一時金で

受け取り

受取額

119万6084円

戻り率 101.9%

受取額

126万3250円

戻り率 107.6%

受取額

143万9140円

戻り率 122.6%

  6年未満で解約すると、支払った保険料より減ってしまうのがデメリットなのですが、6年以上使わないまとまったお金なら据え置いておくことで受取金は増えていきます。 国債を満期まで保有したとき(金利を初回から変わらないと想定)の金利と比較すると、

個人向け国債(10年)     117万円 × 0.72% = 8,424円(税引き前)

        8,424円 × 80%(20%は源泉徴収) = 6,739円(税引き後) 

        6,739円 × 10年 = 67,390円(10年で受け取れる利子相当額) 

保険商品の場合(10年後に解約)  126万3250円 - 117万3431円 = 89,819円

解約返戻金は一時所得になるため、特別控除額50万円を超えなければ非課税です。税引き前の利回りに換算すると 0.9275%です!「いつか金利が上がるまで・・・」と普通預金や定期預金にしておくよりもずっといいのではないでしょうか?保険にはまだまだ いろんな形でお金を増やす機能の商品があります 目を向けてみるのもいいかと思います。

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