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最先端の医療技術を受けるためのガン保険

2011年12月5日 月曜日

最近、元キャンディーズの田中好子さんや俳優の児玉清さんが亡くなられ、驚いた方もいらっしゃると思います。最近までテレビなどで活躍されていたため、お元気な姿が印象に残っていたのでなおさらです。田中さんはお若い頃に乳がんと診断され、長いこと治療を続けていらしたそうですが、児玉さんは胃の具合が悪くて検査を受けたときにはもう手遅れだったそうです。早期発見早期治療で「不治の病」ではなくなったとも言われるがんですが、やはり恐ろしい病気には変わりないようですね。

もともとがんの治療には重粒子線を含む放射線療法、外科療法、化学療法があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。なかでも放射線療法は放射線で細胞核の中のDNAに分子レベルの傷をつけ、もうそれ以上細胞分裂できないようにしてがん細胞を殺す治療ですが、切らずに治る、痛くない、熱くない、といったメリットがあります。

  放射線療法 外科療法(手術など) 化学療法(抗がん剤など)
適  応 早期がんから局所進行がん

局所がん

早期がんから中度進行がん

局所がん

特に白血病など全身に広がったがん
長  所 機能と形態の欠損が少ない

治療中の身体的負担が少ない

根治性が高い 延命効果が顕著なものもある
短  所 一部副作用を残すこともあり 機能と形態の欠損が大きいことあり

体力のない人には不向き

全体的に副作用が強い

根治性が低い

 

重粒子線には

・        

がん細胞にだけ集中してダメージを与えることができる

体内に照射したとき、止まる深さがぴたりと決まる

・         止まるときにだけ強い効果が出る

・         同じ線量でも効果がX線より強い

といった特徴があり、体の奥のほうの手術しにくいがん、従来の放射線が効かないがんを短期間で治療するのに適しています。ただし、他の場所への転移がある場合、過去に放射線治療を受けている場合、胃がん・大腸がん・卵巣がんなど袋状の管腔臓器のがんには使えません。

 放医研の入院室数は96室ですが通院治療の人も多く、平均在院日数は3週間程度、重粒子線の照射はがんの場所や症状により1回の人もいれば10数回の人もいるそうです。

 気になるのはその治療費ですが、重粒子線治療は「先進医療」に該当するので保険は適応外。患者の自己負担額は314万円です!(治療に必要な診察・検査・投薬・入院など一般の治療と共通する部分は保険診療)。照射回数は関係ありません。

 保険の適応外ですから、高額療養費制度の対象にもならず、照射後の5営業日めには一括請求されるそうです。がんと診断されても、手術で切ったり抗がん剤で副作用に苦しまなくていいとしたら、重粒子線の治療を選択しませんか?

 がん保険に加入するなら、必ず先進医療にかかる費用を忘れずに確保してください。たった100円程度です。

 ちなみに、終身がん保険 入院日額5,000円、診断給付金100万円(悪性新生物1回のみ)、がん先進医療特約付に加入すると

● 月払い保険料 (保険期間 : 終身   保険料払込 : 終身)

  30歳 40歳 50歳 60歳
男性 1,330円 2,092円 3,341円 5,216円
女性 1,215円 1,695円 2,282円 3,059円

 

 ご覧いただくとわかるように、男性のほうが保険料が高く、年齢が上がるにつれてさらにその差は広がります(特にこのがん保険、他社のものと比べても女性は有利になっています)。それだけ男性のほうが喫煙・飲酒・ストレスなどの「がんリスク」が高いということなのでしょう。

 男性はなるべく早めにがん保険の加入を検討したほうがよさそうですよ~!

(ちなみに男性の場合、他社のがん保険のほうが安くなるケースがあります)

 日本人の2人に一人ががんになり、死亡する人の3人に一人はがんが原因という統計があります。現代においては、遺伝よりも生活習慣が発症原因になっているとも言われています。

 最近の保険の傾向として、セカンドオピニオン・専門医紹介サービスなど付加サービスがついていて、自分の主治医以外の医師から現在の診断に対する見解や治療方針についての意見を聞いたり、病状・症状にあわせて日本を代表する各分野の専門医を紹介してもらえます。「がん」と診断されたとき、手術すべきなのか、先進医療の適応となるのかアドバイスをもらえたり、最適な医療機関や各専門分野の名医を紹介してもらえればさらに心強いですよね。

 医療技術の飛躍的な進歩で、早期発見と適切な治療を受ければ「不治の病」ではなくなった「がん」。万が一のときに経済的な事情でいい治療を受けられないのでは、本人だけでなく家族も辛く苦しい思いをすることになるでしょう。

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